食事から体に取り込まれた「摂取エネルギー」が、日常生活での活動エネルギーや食事を食べたあとに生まれる食事誘導性熱生産、そして人間がじっとしているときにでも消費される基礎代謝をあわせた「消費エネルギー」を超えると、消費しきれなかったエネルギーが脂肪として蓄えられます。このメカニズムは内臓脂肪も皮下脂肪も同じです。そのキーを握るのが、毎日の食事と日常生活の中での運動。飲酒や喫煙、ストレスなども影響するといわれています。 |
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摂取カロリーが多い日には、運動などで消費カロリーを増やせば内臓脂肪はたまりにくくなるのですが、忙しい現代人には実行できない人も多いようです。逆に、食事をコントロールしてもよいのですが、カロリーを気にしない人がなんと3人に2人。また、夜遅い時間帯に食事をして、エネルギーが十分使われないまま寝てしまうことでも、脂肪は蓄積しやすくなります。さらに、若い世代に多い欠食も、空腹時間が長いと、自己防衛反応で、飢餓に備えて脂肪をためこみやすい体質に変っていくので、要注意です。 |
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※1はgooリサーチ調べ
2,3は厚生労働省『国民健康・栄養調査』調べ |
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おへその高さの腹囲が85cm以上で、「脂質異常症」「高血圧症」「糖尿病」と診断される一歩手前の数値で設定されているチェック2が2項目以上該当すればメタボリックシンドロームです。 |
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