肌荒れやニキビ予防に洗顔が大切なのは間違いありませんが、その方法や頻度、アフターケアなどが間違っていませんか?
洗いすぎや皮脂の取り過ぎは、逆に肌荒れを起こす原因となることもあるのです。
正しい洗顔をして、繰り返す肌荒れニキビを撃退しましょう。
メンズの肌やニキビの化粧水や乳液についてはこちらの記事で詳しくまとめているので合わせてご覧ください。
ニキビが出来てケア方法を探しているのならこちらの記事もおすすめです。
男のクレーター肌(ニキビ跡)は治療が出来るのか?日々の予防と対策方法をご紹介
正しい洗顔でニキビを予防しよう!
ニキビ予防のために洗顔はとても大事なケアです。
ただし、間違った洗顔によってかえってニキビが悪化したり、繰り返したりしてしまうので、正しい洗顔方法を覚えましょう。
間違ってない?洗顔とニキビの関係とは?
朝起きたら顔は洗うものと、ルーティンになりがちな洗顔ですが、洗顔にはきちんとした目的があります。
それは、余分な皮脂膜を洗い流し、きれいな皮脂膜に戻すことです。
皮脂膜とは、皮脂腺から分泌されている皮脂と、汗腺から出る水分で作られる天然の膜のことです。
みんな自分で保湿クリームを作り出し、外界の刺激や内側の水分が過剰に出ていかないよう守っているのです。
ただし、皮脂膜は汚れが付くと細菌が繁殖して肌によくないため、適度な頻度で洗顔をしてきれいにする必要があります。
しかしながら、間違った洗顔によって大切な皮脂膜を取ってしまうと、ニキビができやすくなってしまうのです。
ニキビ予防のための洗顔とは?
ニキビはどのようにしてできるのでしょうか?ニキビは、毛穴に皮脂が詰まり、皮脂を大好物とするアクネ菌が増殖してしまうことでできてしまいます。
つまり、毛穴の中にアクネ菌が増えて炎症を起こした状態がニキビなのです。
皮脂やアクネ菌がニキビの原因ではありますが、皮脂は皮脂膜を作るのに大切な材料であり、アクネ菌も元々皮膚にいる常在菌なのです。
どちらも悪者ではないのにニキビになってしまうのは、皮脂の多い中学生・高校生の頃の思春期ニキビと違い、大人ニキビの原因が生活習慣と深く絡み合っているから。
洗顔は、ニキビ予防の第一歩ですが、正しく行わないとかえってニキビを悪化させる原因となってしまうのです。
正しい洗顔の方法とは?
それでは早速、正しい洗顔の方法をご紹介していきます。
洗顔のNGケアもご紹介するので、今までのケア方法を見直してみましょう。
正しい洗顔のやり方
- 手をハンドソープなどを付けてキレイに洗い清潔にする
- ぬるま湯(30℃程度)で顔を5回程度すすぐように予洗する
- 洗顔石鹸やフォームなど洗顔料を手に取りよく泡立てる
- 顔と手の間に常に泡が存在するようにしてまずTゾーンに泡をのせる
- 次に顎、頬の順に泡をのせる
- 顔全体を手のひらで包み込むようにして、泡で洗うように洗顔をする。こすらず、顔の皮膚に直接触れないよう、皮膚との間に泡があるような感じで洗う
- ぬるま湯で泡が残らないよう30回以上すすぐ。おでこや髪の生え際、こめかみ、顎の下など、すすぎ残しがないようよくすすぐ
- 清潔なタオルで顔に押しつけるようにして水分を吸わせる。ゴシゴシこすらず、できるだけ皮膚に負担がかからないように注意
NGな洗顔とは?日頃の洗顔を見直そう!
次に、やってはいけない洗顔のやりかたについて説明します。
先に手を洗わずに洗顔をはじめてしまう
意外に手は汚れています。
汚い手で洗ってもきれいになりませんし、泡もきれいに立たなくなってしまうので、洗顔前には石けんをつけて手を洗いましょう。
熱いお湯で洗顔する
次に、シャワーを浴びる時のような40℃前後の温度のお湯や、逆に冷たい水での洗顔はNGです。熱すぎるお湯は皮脂を取り過ぎてしまい、皮脂は乾燥を防ごうと余計に分泌されてしまいます。
冷たい水で洗顔する
逆に、冷たい水では皮脂汚れが落ちにくく、汚れが落ちないことで毛穴に皮脂が詰まってニキビをまねいてしまうのです。30℃程度のぬるま湯で洗うことを守りましょう。
ずっと洗顔している
また、長時間の洗顔もニキビケアによくありません。皮脂を取り過ぎてしまうことと、洗顔料の刺激に長く触れさせたくないことが理由です。泡を顔につけている時間の目安は1分と覚えておきましょう。
シャワーを直接顔に当てて流すしている
お風呂で洗顔をする際に、泡を早く洗い流そうとシャワーを直接顔に当てていませんか?これも肌に刺激が強すぎて皮膚を傷めてしまいます。お風呂でも、洗面器にぬるま湯をためるなどして洗顔しましょう。
ニキビにおすすめの洗顔料はフォーム?石鹸?
正しい洗顔の方法はわかりましたが、では、どのような洗顔料を使ったらいいのでしょうか?
人気のあるものがよいものとは限りません。
市販の洗顔料にも色んなものがあるので、その種類や成分をご紹介します。
市販品でもこんなにある!洗顔料の種類
洗顔料の種類を3つご紹介します。
洗顔料の状態によって、使われている成分などが違ってくるので選ぶときにはよく比較してみましょう。
洗顔フォーム
チューブに入って使いやすいクリーム状の洗顔料です。
手のひらだけでも泡立ちはよく、誰でも使いやすいです。
また、チューブに入っているので、フォームが外気や水分に晒されにくいので衛生的で劣化しづらいです。
固形石鹸
昔から愛用されてきた固形の石鹸です。
穏やかで肌にやさしく、大人ニキビや敏感肌、乾燥肌にはおすすめです。
泡が立てにくい場合は、泡立てネットを使いましょう。
パウダータイプ
粉状になっている洗顔料です。
泡立ちにくいタイプが多いですが、毛穴汚れや皮脂汚れをしっかり落とす酵素配合の洗顔料にパウダータイプが多いです。
おすすめの洗顔料は?
洗顔料を選ぶ際のポイントとして、自分の肌の状態で選ぶと良いです。
例えば、ニキビ肌やアトピーなどの敏感肌におすすめなのは医薬部外品の洗顔フォームです。
ラフレル フェイスウォッシュACNE-PRO (医薬部外品)ならきめ細かい弾力のある泡でデリケートな肌も優しく洗えます。
肌に必要な潤いを残してくれますから、乾燥肌で余分な脂質が出やすい男性におすすめできます。
化粧品と比べて比較的に販売価格が高い傾向がありますが、医薬部外品は効果・効能が認められている有効成分が配合されているのでニキビに悩んでいるならできるだけ医薬部外品を選んだ方がよいです。
皮脂を取りすぎないよう洗顔したらしっかり保湿もする
洗顔は汚れた皮脂を落としてきれいにし、新しくきれいな皮脂膜を作るために行うものです。
回数が多くても少なくても、また洗浄力が強すぎても弱すぎてもよくありません。
ニキビをケアするには、正しく洗顔をして、清潔な肌を保ちましょう。
適切な洗顔の回数は、朝夕の2回。花粉の季節などは、帰宅後すぐに洗うようにすると尚よいでしょう。
正しく洗顔をしたら、そのまま化粧水や乳液などで保湿しましょう。
肌の潤いを保つことで、乾燥による皮脂の過剰分泌を防ぐことができますよ。
メンズの肌やニキビの化粧水や乳液についてはこちらの記事で詳しくまとめているので合わせてご覧ください。
さいごに
以上、メンズニキビの正しい洗顔方法と洗顔料の種類についての説明でした。
洗顔して保湿するは男のスキンケアに必須なことです。
日頃から丁寧にスキンケアを行い肌荒れやニキビの改善を行っていきましょう。
ニキビが出来てケア方法を探しているのならこちらの記事もおすすめです。