繰り返しできる大人ニキビの原因は、日焼けかも知れません!
メイクをしない男性は、女性よりも顔に多く紫外線を浴びているのです。特に夏から秋にかけてニキビや肌荒れがひどいという方は、日焼け対策が必要と思われます。
この記事ではメンズの効果的なUV対策をご紹介します。
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ニキビと日焼けの関係
大人ニキビにどうして日焼けが関係あるのでしょうか?まずは日焼けのメカニズムを知ることで、正しいニキビ対策ができるようになります。
ニキビ肌とサヨナラするためにも、日焼けを甘く見ないようにしましょう。
日焼けのメカニズムがニキビの原因?
日焼けをすると、肌には赤みが出てヒリヒリします。
この症状を「サンバーン」といい皮膚がやけどをしている状態です。
皮膚の赤みは2〜3日後には落ち着きますが、今度は皮膚に色素沈着が起こり、いわゆる日焼けした肌の状態になります。
これを「サンタン」といい1度に過度の紫外線を浴びた場合には、ボロボロと皮が剥がれ落ちたりします。
日焼けは、紫外線から肌を守るための手段として起こっています。
肌にとって紫外線は有害なため、自己防衛のためにメラニン色素を作って色素沈着させ、肌を守っているのです。
しかしこの色素沈着は、シミの原因にもなっていきます。
日焼けを繰り返すことで、肌は常に刺激を受けていることになるため、ターンオーバーの速度が速くなります。
そして肌が元々持っているバリア機能が低下し、角質は剥がれにくく分厚くなります。
一方で、水分が蒸散しやすく肌が乾燥ししやすくなり、肌荒れを起こし、やがて皮脂や汗が毛穴に詰まるようになってニキビへと進行してしまうのです。
ニキビ肌で日焼けするとどうなる?
ニキビのできる原因は、
・過剰な皮脂の分泌
・毛穴が硬くなって皮脂が詰まり角栓となる
・アクネ菌が増殖する
という3つのポイントがありますが、中学生頃の思春期ニキビは、日焼けしなくてもニキビになりやすい傾向にあります。
しかし、20歳を超えると日焼けによって小さなニキビが悪化し、大量のニキビとなってしまうことがあります。
日焼けでニキビが悪化するのは、日焼けで皮膚がやけど状態となり、それを早く治そうとしてターンオーバーを活性化させ、早く皮膚を新しいものに入れ替えようとするからです。
その結果、まだ未成熟の角層となり、肌表面がゴワゴワでカサカサとした乾燥状態に。すると、乾燥を防ごうと皮脂が過剰に分泌され、柔軟性のない固い毛穴に汚れが詰まりやすくなります。
ニキビがない状態でも、日焼けするとニキビができやすくなりますが、ニキビ肌で日焼けすると、大量ニキビの原因になりかねません。正しい紫外線対策が必要です。
日焼けが原因の肌荒れを防ぐ方法は?
紫外線が肌に与える影響はかなり深刻だということがわかりました。
男性は日焼けすることを気にしないことが多いのですが、ニキビや肌荒れを予防するためにも、日焼けを上手に防ぐことが重要になります。
日焼けによるニキビを防ぐ①一年中日焼け止めを塗る
日焼けというと、夏にしかしないものと思い込んでいませんか?
紫外線は一年中降り注いでいます。無防備に日光を浴びると、自覚はなくても紫外線の影響を受けているのです。
特に、顔の一番高い部分である頬骨や鼻は日焼けしやすく、ニキビもできやすい場所です。おでこや頬も紫外線を浴びる面積が広く、乾燥しやすくなります。
紫外線の弱い冬であっても、ファンデーションを塗らない男性は日焼けしてしまいますので、日焼け止めは夏だけではなく一年中塗りましょう。
日焼けによるニキビを防ぐ②保湿を心がける
ニキビの原因は肌の乾燥によって皮脂が過剰に分泌されることにもあります。
日焼けなどさまざまな要因で肌のバリア機能は低下し、皮膚が乾燥しがちになると、毛穴は固くなり、過剰に分泌された皮脂が溜まりやすくなってしまいます。
市販のメンズ化粧品でよいので、保湿ケアを心がけてください。
スキンケアは、ローションだけでなくクリームまで使う方が、より保湿効果が上がります。
ニキビ肌におすすめのサンプロテクト剤の選び方
ニキビ肌こそ、日焼け対策は必要です。
特に大切なのは、毎日の日焼け止めですが、市販のものがたくさんあって選べないという人も多いと思います。
肌に合ったものを選ぶため、ランキングや口コミだけに頼らない日焼け止めの選び方をご紹介します。
日焼け止めの選び方①刺激の少ないものを選ぶ
日焼け止めに限らず、スキンケアに使うものは必ず成分表を見て選びましょう。
日焼け止めの場合は特に「紫外線吸収剤」が入っていないものを選ぶようにしてください。
スプレータイプはまんべんなくかけやすいですが、汗をかく季節は一日に何度か付け直すようにしましょう。
意外に塗り忘れるのが首です。襟足が出ているヘアスタイルの場合は、うなじ辺りにもしっかり塗りましょう。
日焼け止めの選び方②SPFやPA値はシーンに合わせて
日焼けを防ぎたいからと、とにかくSPF値の高いもので決めるのはNGです。
SPFとは、紫外線を防ぐ強さではなく、防げる時間のこと。つまり、自分がどのような理由で外出するのかによって、日焼け止めを選ぶことが大切になってきます。
一日中外にいる場合はSPF50、PA ++++を使うようにしたり、移動やちょっとした外出くらいで済むのであればSPA30、PA++程度で十分といえます。
なので、自分の生活サイクルに応じて、日焼け止めを揃えるようにしましょう。
遊びに夢中になりやすい真夏に海や山などへ行く際には、顔だけでなく肩や背中、胸全体にも塗るようにしましょう。
汗をかきやすく日焼け止めが流れやすいのでこまめに塗り直すとベスト!
ゴルフなど趣味にしているなら クレイジーブラン サンブロック50g がおすすめです。ヒアルロン酸などの美肌成分も配合しているので、紫外線対策をしながら肌の潤いも守ります。
ちなみにサンオイルは肌へ炎症を起こさせず、きれいに日焼けできるように紫外線B波だけを防ぐものです。ニキビ予防のためにはあまりおすすめしません。
日焼け止めの選び方③洗顔石鹸で落とせるもの
ニキビ予防に洗顔が大切なことはよく知られています。
日焼け止めは水に強いウォータープルーフタイプも多くありますが、肌への刺激も強いものが多いようです。
毎日使うものだから、石鹸で落とせる優しいものを使いましょう。
伸びがよいクリームタイプのものであれば、肌につける時にも優しく塗ることができます。
まとめ
日焼けはニキビの原因となります。夏の海で1度にする日焼けは、特に大量のニキビ発生に繋がることがあるため、用心してください。
ニキビを減らして美肌になるためには、一年中日焼けを避けるようにしましょう。日焼け止めは毎日塗る習慣をつけ、日差しに強い時期には、サングラスや帽子で紫外線を避けるようにしましょう。
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